2009年 03月 29日
「したたる(滴)」あれこれ (3)
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古くはシタダルであったこの語が、現代のようにシタタルの形で用いられるようになったことを示す確かな例は、J.C.ヘボンの編んだ和英辞書『和英語林集成』の初版(1867年刊)に見ることができます。



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ここには、この動詞の活用を示す三つの形がローマ字で示されていますが、その第3拍が TA と表記されているので、当時はすでに清音であったことが分かります。ちなみに語頭のシの綴りが SH' であるのは、母音が発音されないことを示すもので、この音節に含まれる母音が、現代の共通日本語と同じように無声母音であったことも知られます。

これによれば、シタダルからシタタルへの変化は、江戸期を境とする時期に起きたことが知られますが、それ以上に詳しいことは分かりません。「したる」と濁点の施された例がいつごろまで見られるのか、新たな資料が見つかることを期待するばかりです。 (この項続く)

一昨日の夕方に泊まりがけの大学同期会が上野のビジネスホテルで開かれ、11人が参加しました。
宴会前に集まった4人で近くの上野公園に出かけ、花見にはいささか早い3~4分咲きの桜を見てきました。
翌朝旧友たちと上野駅前で別れた後、地下鉄とバスを乗り継いで都電終点のある三ノ輪橋まで足を伸ばし、そこの商店街などを歩いて来ました。
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  *撮影機材:RICOH GR-DIGITALⅡ 28mm f2.4
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by YOSHIO_HAYASHI | 2009-03-29 08:26 | 言語・文化雑考


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