2009年 10月 21日
「ジョーリ(草履)」付け足し
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「じやうり」のことは前回でお仕舞いにするつもりだったのですが、少し書き残したことがあるので、それを付け加えておくことにします。



『日本方言大辞典』(小学館)で「ぞーり」の項を検索していたところ、「ぞーりみち(草履道)」という面白いことばに出会いました。

これは《草履で歩ける道》の意で、春になって雪が解けた後の乾いてきた道を言う表現だそうな。

ここには「さあ ぞーりみちになったぞ」という用例文が添えられています。雪が溶けて地面の上を草履でも歩けるようになった、北国の春を迎える喜びが感じられることばですね。

これを、山形県・新潟県佐渡ではジョーリミチ、青森県上北郡ではジョリミチと発音すると記されているので、この地方でもジョーリの形を用いたことが知られます。

明日と明後日、所用のために郷里のいわき市に出向くことになりましたので、その間ブログの更新を休載いたします。

※ 別室の塔婆守の写真雑記帳を更新しました。
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 *撮影機材:PENTAX K-7 +SIGMA17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
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by YOSHIO_HAYASHI | 2009-10-21 05:41 | 言語・文化雑考


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