2010年 03月 14日
シタダミからフゲシへ -ツィッターの話題から- (1)
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前回記したように、ツィッター上で【今日の季語】という140字連載を毎朝続けています。その昨日の記事;

【今日の季語】細螺(きさご):「きしゃご」とも。巻貝の一種で厚く堅い殻を持つ。女の子の玩具としてオハジキに用いられた。古語では「しただみ」と呼ばれ『古事記』に出る。◆よその子の泊まつて行きし細螺かな(千葉皓史) #jhaiku #kigo

これに応えて、石川県にお住まいの @ka_ru_ さんから、「能登でもシタダミって使います!」というお返しがありました。

さっそく『日本方言大辞典』に当たってみると、「しただみ」の項①に、「貝、きさご(細螺)」とあり、尾州知多郡、新潟県佐渡の使用地域名が記されています。そのほかにも「しただめ」などの語形を用いる地域や、別の貝を指す地域などもあって、奈良時代の古語が今なお地方に残存していることを示しています。能登でも使用されているという上記の報告は、この文献の記事を補足するものです。

話題はさらにそこから転じて、能登には市町村合併前に「鳳至郡」があったという話になりました。この「鳳至」はフゲシと読まれ、現在でもこの地方の町名として残っています。

う~む、「鳳至」の読みがフゲシとは! 
例によって探索好きの虫がむずむずと首をもたげました(笑) (この項続く)

コブシが白い笑みをこぼし始めました。今年は例年より早い!

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*撮影機材:PENTAX K-7 +SIGMA17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
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by YOSHIO_HAYASHI | 2010-03-14 07:28 | 言語・文化雑考


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