2006年 06月 05日
四酔会連句興行録(2006.06)
f0073935_710562.jpg 昨日は国分寺労政会館の和室で連句の座を開きました。

連衆は、毎週土曜日の朝SIG電脳連句IRCチャンネル上で興行されるオンライン連句常連の無耶さん、季語研究会の健悟さん・丁那さん、それに私の四名。
10時から17時まで、持ち寄った酒と肴を頂きながら談話と連句を楽しみました。

巻き上がった作品は、歌仙*1二巻。両巻を膝送り*2による同時進行方式で巻き進め、二次会の蕎麦の店でめでたく満尾しました。

(注)*1 長短三十六句で構成される形体の連句。和歌の「三十六歌仙」にちなんでこう呼ばれる。
   *2 連句の付合で、あらかじめ一定の順序を決めて付け進める方式。四吟(四人の連衆の付合)では、a・b・c・d、b・a・d・cの付け順を繰り返すのが一般的。



両巻の表六句を披露します。

     歌仙「歌比丘尼」の巻

発句 真清水の香やそのかみの歌比丘尼    健悟
脇    菖蒲かざして風と舞ひ舞ふ        無耶
第三 登り窯緑の壺を出すらむ           宗海
  四   ブログに綴る今日の出来事        丁那
  五 案内はへのへのもへじ案山子なり       耶
  六   苦瓜喰はぬこの村の月            悟


     歌仙「青時雨」の巻

発句 猫の目に鳩の目に青時雨かな       丁那
脇    日々まろみ行く紫陽花の毬        宗海
第三 ドキュメント映画せはしく撮られゐて     無耶           
 四   大釜の湯を掻き回す腕           健悟  
 五 坂多き海辺の宿に昇る月             海
 六   砂の櫓を崩す初風               那

次の不思議な二つの作品は、健悟さんの座興によるもの。材料はお茶うけの"州浜(すあま)"と二の腕の皮です (笑
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*撮影機材:R-D1+NOKTON classic 40mm(SC) f1.4
        RICOH GR-DIGITAL 28mm f2.4
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by YOSHIO_HAYASHI | 2006-06-05 07:41 | 身辺雑記


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