2007年 02月 25日
ナヌムの家支援コンサート 【追記アリ】
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昨夜は東京神田の一橋ホールで開かれた標題の催しに参加しました。



ソウルから車で2時間ほどの距離にある京畿道広州市には、元日本軍の「従軍慰安婦」として筆舌に尽くしがたい体験を持つハルモニたちが、コリア語で《分かち合い》を意味する"ナヌム"の家に、その言葉どおり身を寄せ合うようにして住んでいます。

その施設の老朽化が進んで、補修を急ぐ必要に迫られていることを知った音楽家、新井英一・李政美(イ・ヂョンミ)のおふたりが、その資金を集めるために1年ほど前から計画して開いたのが、今回のジョイントコンサートです。

私は、この企画を支援するボランティアのおひとりで、このブログにも時々コメントを寄せてくださる花ちゃんママさんからこの催しのあることを教えて頂いたという次第です。

第1部(李さん)と第2部(新井さん)の個別演奏の後、最後におふたりのサポート演奏者を含めた全員によるフィナーレ演奏という構成。新井さんのギターとヴォーカルも力強くて見事でしたが、李さんの天使のような透き通った清らかな歌声と、華奢な体のどこから出るのだろうと思われる声量に圧倒されながら、至福のひと時を過ごしました。

最後の舞台には、15歳の時に日本軍人に連行されて台湾の慰安所へ送られたというイ・ヨンスハルモニも飛び入りで参加し、ヂョンミさんと一緒にアリランを歌って会場の盛大な拍手を受けていました。

冒頭の写真は、休憩時間に購入したCD「オギヤディヤ」《このタイトルは、民謡「舟歌」の囃し言葉にあたるコリア語》に、ヂョンミさんからサインを貰ったものです。握手もしっかりしてもらいました(●^^●)

李さんの作詞・作曲によるこの歌は、次のように歌い出されます。

 悲しみの海に ちいさな舟浮かべて
 波にのまれて沈まないように
 希望の歌 うたいながら
 さあ、舟を漕ぎ出そう

 オギヤディヤ オギヨチャー
 オヂヤディヤ オギヨチャー
 ・・・・・

ところで、私はまだそのナヌムの家を訪問したことはありませんが、2004年8月ソウルの協定校で実施される夏季語学研修の付き添いとして出張した折の光複節の前日、陶磁器で有名なイーチョン(利川)市に一泊した時に、その街で開かれていたハルモニたちを慰める集いに偶然出会ったことがあります。

その折に撮った写真と記事をかつてホームページに載せたことがあります。関心をお持ちの方は、こちらをクリックしてご覧下さい。そこから「ナヌムの家」へのリンクも張られています。

【追記1】 ヂョンミさんのホームページは、こちらです。
【追記2】 こちらは上記サイトに収められている「ソウル市庁前平和コンサート」におけるオギヤディヤその他のライブ録画集です。
 *撮影機材:RICOH GR-DIGITAL 28mm f2.4
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by YOSHIO_HAYASHI | 2007-02-25 15:30 | 身辺雑記


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