2007年 04月 14日
「よか」という助詞(3)
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標題の件について、昨日 kashiwaさんからもコメントを頂きました。御礼申し上げます。



kashiwaさんは青森八戸のご出身で、子供のころはヨカをお使いだったとのこと。
それにちなんで、手元にあった『青森県五戸語彙』という方言集を開いてみたところ、「助辞」の分類項目中に次の一項がありました。

 ヨガ よりかに当る。昨日ヨガ暖かい(昨日よりか暖かい)。

東北弁では、語中尾の[k]は鼻に抜けない濁音の[g]に変わりますから、ヨカは[yoga]と発音されます。この文献では、それに忠実に「ヨガ」と表記していますが、このガの発音は、インドのヨガを指すときの鼻濁音[~ga]とは異なるものです。

また、これはネット上で見つけたものですが、「昔の茨城弁集」というサイトにも「~よが、 ~よか、~よっか」の形が収められてあり、次のような解説がなされています。

 【助】①~より、②~しか 『それよか』は近年若い人達が使う言葉。

ところで、これもkashiwaさんが言及しておられましたが、「よか/よが」は方言なのかどうかという問題がありますね。

先に引用した『日国』(第二版)の「よりか」の項には【発音】の項に<なまり>として、各地の方言集から集めた次の語形を挙げています。

 ヨカ[秋田・静岡・南知多] ヨッカ[仙台方言・千葉・静岡]

ヨカ(ヨガ)がこれ以外の地域、青森・茨城でも使われていることは、すでに上記のとおりですから、けっしてこれがすべてを網羅したものでないことは明らかですが、それにしても、けっこう各地に分布していることが見て取れます。(この項なお続きます)

今朝は城尾さんにたっぷり朝飯を振る舞ってきました。
まだ痩せは残っていますが、だいぶ落ち着いて来た様子で、体に触っても嫌がらなくなりました。

以前は、煮干しのストックがなくなったのでそこを立ち去ろうとすると、縄張りの境界まで私の跡を追って来たのが、仔が生まれてからはしばらくそういうことをしなくなっていたのですが、今朝は、再びその後追いをするようになりました。
ただ、やはりそんなに遠くまでは付いて来ません。
仔猫たちのことが気になるからでしょうね。
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*撮影機材:R-D1+NOCTILUX-M50mm f1.0(2nd generation)
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by YOSHIO_HAYASHI | 2007-04-14 12:18 | 言語・文化雑考


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