2007年 08月 11日
季語あれこれ -昼寝(1)-
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芭蕉に「昼寝」を詠んだ次の句があります。

  ひやひやと壁をふまへて昼寝哉(かな)     芭蕉

門人の各務支考(かがみ・しこう)が元禄八年(1695)に編んだ、芭蕉追善句文集『笈日記(おいにっき)』に載る句です。



この句は、元禄七年七月初旬のころ、大津に住む門人木節(ぼくせつ)亭に遊んだ折の作とされています。旧暦では七月初旬の立秋を過ぎると初秋を迎えるので、この句に初秋の季語「ひやひやと」が用いられていることから、そのように推定されるわけです。

ところでこの句には「昼寝」が詠まれています。

現代俳句では、「昼寝」は夏の季語とされていますから、いまならば、この句には夏と秋の季語が同居しているので好ましくない、という評価を受けかねませんね。

このことをどのように考えたらよいでしょうか (この項続く)。

今朝もまた、チビ寅絵の画像をご紹介します。

だんだん馴れてきて、すぐそこまで近付いてきますが、抱き上げようとするとさっと身を退いてしまいます。そうはいっても好奇心は旺盛なので、少し離れるとまた向こうから近付いてきます。この次は猫じゃらしの草を摘んで行くことにしましょう。
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 *撮影機材:R-D1+NOCTILUX-M50mm f1.0(2nd generation)
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by YOSHIO_HAYASHI | 2007-08-11 07:59 | 言語・文化雑考


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