2007年 11月 11日
「びんぼすっぽ」という言葉 (2)
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びんぼすっぽ」という言葉の存在に気づいたのは、いま大学院の演習で中世日本語資料として読み進めている『玉塵抄(ぎょくじんしょう)』(1563年成立)という文献に出る次のくだりに出会ったのがきっかけでした。



 ヒンボウ スツホウ カワイテ、年ハヨリハテヽ、ナヲソノ上ニ マイダテヲシテ、(下略)

ここに見える「ヒンボウ スツホウ」には、濁点が施されていない箇所もありますが、これが昨日引用した『かたこと』に取り上げられた「びんぼすっぽ」の前身にあたるものであることは疑いなく、「びんぼうすっぽう」と読むべきものと思われます。

ここで注意されるのは、この「ヒンボウ スツホウ」を、《乾く》の意を表す「カワイテ」が受けていることです。この言葉が「乾く」に続くのはなぜでしょうか。 (この項続く)


朝のうちはまだ雨が残るという予報でしたが、まだ暗い時分に上がっていたらしく、途中ちょっと通り雨に遭いましたが、朝の散歩には支障ありませんでした。

今日は10時から駅前の国分寺地域センターで、恒例の四酔会連句が興行される予定です。ご連衆がお越しになるのに、雨が上がったのは好都合でした。
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 *撮影機材:R-D1+NOKTON classic40mm f1.4 (S・C)
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by YOSHIO_HAYASHI | 2007-11-11 07:27 | 言語・文化雑考


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