2007年 11月 26日
鼻を「かむ」(5)
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この項(4)の記事に、留学院生のハジュヨンさんから、昔は韓国でも「手鼻をかむ」動作が見られたというコメントが寄せられましたが、韓国語では「鼻をかむ」をどのように表現するのかを知りたくて、日韓辞典を引いてみました。



お隣の国の言語では、この動作を"코를 풀다 "(コ ルダ)と表現します。コとプは、息を強く出す音、赤字で示したは、母音を付けない L の音です。

コ が《鼻》、プダ が日本語の「かむ」に当たりますが、後者は《解きほぐす、溶かす、ぶちまける、耕す》などの意を表す動詞で、《鼻》を表す コ とともに用いると《鼻をかむ》の意味にもなります。

「鼻をかむ」という動作は、鼻の通りを良くするための行為ですから、これに《解く》の意を表す動詞を用いるのは理にかなっていてよく解りますね。

そうなると、日本語ではこの動作をなぜ「かむ」と言うのか、ますます解らなくなってきます。当分は鼻をかむたびにこの疑問が浮かんできそうで、おちおち鼻もかめません(笑)。


昨日は家内といっしょに評判の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を見に吉祥寺に行ってきました。この映画のワンシーンのロケ先に近所の銭湯「孫の湯」が選ばれたということを聞いていたので、どんな風に映っているのだろうかという興味もありました。映画では「松の湯」という名前になっていましたが、確かに見覚えのある古風な造りで、隣の小さな居酒屋までしっかり写っていました。

それはともかく、映画は前作に劣らない出来映えで、全編を貫くテーマとともに、往事を偲ばせる懐かしい小道具が至る所に使われていて、昭和30年代に青春時代を過ごした者にとっては、思わず涙腺がゆるむのを禁じ得ませんでした。お奨めの映画です。

映画の後、足を伸ばして久しぶりに井の頭公園を散策して来ました。本日の画像はそこで撮った写真です。
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 *撮影機材:RICOH GR-DIGITAL 28mm f2.4
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by YOSHIO_HAYASHI | 2007-11-26 06:34 | 言語・文化雑考


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