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2006年 10月 03日
韓國逍遙録#6 飲食物篇(4)
紹介したい韓国の飲食物はまだまだありますが、際限がないので、数品をまとめてこの項を終えることにします。
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初めは伝統酒のトンドンジュ

ジュは漢語の《酒》、トンドンは固有語で、日本の擬態語「ぷかぷか」にあたります。

本来は原料の米や麹を取り除いていない段階の酒をいう名称で、それらのものが表面にぷかぷか浮いていることからこのように命名されたということです。

最近では日本でも手に入るようになったマッコルリに似ていますが、それよりもこちらの方が素朴な味がします。度数は日本酒よりもずっと弱く、ほんのりとした酔い心地が秀逸です。

店の自家製を出してくれるところが多く、一般には写真のような器に盛って供され、茶碗大の酒器に小さな瓢箪を縦割りにした形の杓子ですくってぐびりとやります。これで友人と差しつ差されつ、酒盛りをする場景は、まさに"酒を酌みかわす"という表現がぴったり来ます。

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次はパジョン

日本ではチヂミの名で知られていますが、これは南の地方の方言で、ソウルではパジョンが通り名です。

パはネギ、ジョンは小麦粉のころもをかぶせて油で焼いた食べ物の総称で、ネギのほかにキムチ・海産物・ジャガイモの粉などを入れるものもあり、その内容に応じて名前が変わります。おやつとして食べるほか、酒の店ではつまみとして供されることもあります。

最後はプンシッ《粉食》の総称で呼ばれる類。
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これはカルグクス。細い麺をあっさり味のスープで煮込んだもので、形状・食感ともに日本のソーメンによく似ています。カルは《刃物》の意で、日本の《手打ち》に相当する名称です。

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こちらはマンドゥクッ。インサドンの専門店で試みました。マンドゥは《饅頭》の意ですが、じっさいは日本の餃子にあたります。ただし形は円くて、餃子の3倍はあろうという、中身のぎっしり詰まった尤物です。

これで飲食物篇の項を閉じることにします。

*撮影機材:RICOH GR-DIGITAL 28mm f2.4

by YOSHIO_HAYASHI | 2006-10-03 07:35 | 旅行


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