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2006年 10月 11日
韓國逍遙録#12 地方都市篇(6)
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ソクチョの海岸通りには広大な駐車場があり、活魚料理店が軒を連ねています。



ソラクサンを訪れる前夜、ここで夕食をとりました。
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店の前の生け簀から活魚をすくい上げ、それを捌いてご覧のような姿造りにしてくれます。さらに残りの魚骨に野菜を入れて鍋料理にするのは、前の「逍遙録#3 飲食物篇(1)」に記したのと同じです。ただしこのたびは5人旅なので、食べきれぬのではないかという心配なしに、存分に味わうことができました。

翌日、ソラクサンからソウルに戻る途中の夕方、ヤンピョングン(楊平郡)ヤンスリ(両水里)という小さな町で同行者たちと別れて車を降り、水辺近くのモーテルに飛び込みで宿を取りました。
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ここはソウルの中心を流れるハンガン(漢江)の上流地点にあたります。二つの支流が合流するところからヤンス(両水)の名が付けられたよし。清らかな水をたたえた静かな水郷です。

このような機会でもなければ、わざわざ宿泊地に選んで訪れるほどの特別な場所ではありませんが、川辺にはどこまでも続く遊歩道が設けられ、気持ちの良い朝の散策を楽しむことができました。
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最後の写真のハングル文には次のような内容が記されています。

 ここは上水源保護区域です。
  釣り・水泳・野営・投棄汚染などの
   水質汚染行為を禁止します。

ここからソウルの東にある地下鉄チョンニャンニ(清涼里)駅までは約35キロ。道路が混雑していなければ1時間足らずで到着します。驚くべきはその市外バス料金。なんと、たったの900ウォン。邦貨にしておよそ110円です。

韓国の市外バス料金の安さには、いつ来ても感嘆させられます。

*撮影機材:RICOH GR-DIGITAL 28mm f2.4

by YOSHIO_HAYASHI | 2006-10-11 08:17 | 旅行


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